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インフルエンザワクチンについて(新型インフルエンザワクチンについての情報を含みます。)

 2015年から従来の3価ワクチンから4価ワクチンに変更になりました。具体的には従来のワクチンがA型2種、B型1種の計3価であった物が、A型2種、B型2種の計4価のワクチンに変更になりました。

 近年、B型において山形系統とビクトリア系統の混合流行が認められることから世界的に4価ワクチンへの切り替えが進み、効果も期待されているところですが、製造価格が3価に比べ高価となるとのことで卸価格も1.5倍近くとなってしまっています。

 消費税10%に上がったときも値上げせずに頑張っておりましたが、今年は年齢を問わず、1回目は3700円、2回目は2100円と致します。3歳以上の子供さんは成人と同じ接種量で、13歳未満のお子様は2回接種が推奨されています。
 
 インフルエンザは例年渡り鴨が運んでくることが知られています。(インフルエンザは人獣共通の感染症です。)統計によると高齢者の死亡の多くがインフルエンザからの肺炎によると言われています。従って免疫力のない幼少児と高齢者の方はワクチンを積極的に接種されることをお勧め致します。

 インフルエンザワクチンは南半球でその年に流行ったウイルスの型から流行を予測して、9月末から10月にかけてその年の冬用のワクチンが製造されてきます。ワクチンの接種後2から4週で抗体価が上がり5ヶ月くらいは持続すると言われています。従って10月になり接種が可能になり次第受けられることが肝心です。

 但し残念ながらワクチンを打ったから絶対インフルエンザにかからないと言うわけにはいかないようです。しかし流行予測の型があってさえいれば、発症しないあるいはかかっても軽く済むと期待できます。

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スポーツ医について

日医の健康スポーツ医をなぜとったか?

日本医師会認定健康スポーツ医という資格に関しては、循環器をやってきて、特に心筋梗塞後のリハビリに関わる事から運動療法の重要性を認識して研修を受け取得致しました。
 昭和伊南総合病院時代は隣接のスポーツジムで担当の患者さんとスイミングをしたりして自分なりに積極的な運動リハビリテーションを心がけたつもりです。
 個人的にはスキューバダイビングがとても好きでこういった生命の危険を伴うスポーツを安心して楽しめるかどうかのメディカルチェックなどもお引き受け致します。(写真は世界でも美しい慶良間でのDivingです。)
 病後であるがやりたい、高齢であるが初めてみたいが体は大丈夫だろうか?という方はお気軽に御相談下さい。

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インフルエンザ以外の予防接種について

大町市では小児に推奨されている予防接種については保健センターで一括して執り行っていましたが、昨今の厚生労働省の指導により個別接種の方向に変更されました。従って当院でもインフルエンザの予防接種に加えて、予防接種実施要領の一部改訂に伴うジフテリアと破傷風の二種混合の個別接種の他、3種混合ワクチン、麻疹・風疹混合ワクチン、水疱瘡ワクチンの接種にも対応することになりました。(市内在住で保健センターより接種券を交付されている児童に限ります。)

流行性耳下腺炎(おたふく風邪)などの任意の接種に関しては従来通り当院では対応しておりません。中央保健センターに問い合わせれば接種可能医療機関を教えて貰えます。
 

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麻疹(はしか)ワクチン2回接種のすすめ

麻疹とは「はしか」のことで、伝染しやすく、重い病気です。軽くすんでも熱が5〜7日続き、大変つらいものです。そして、麻疹にかかった人のうち約30%は気管支炎、肺炎や脳炎などの合併症を起こし、なかには亡くなったり、重い後遺症が残る人もいます。
 日本で大流行した2001年には約28万人がかかり、約80人が亡くなったと推定されます。しかし、麻疹はワクチンで防げることから、世界中でワクチン接種を推進し、麻疹の撲滅を目指しています。
 2007年の春も麻疹が流行し、高校、大学を中心に多くの学校が休校に追い込まれました。
 これは、まず、ワクチンの効力には限界があり、接種してから数年たつと麻疹に対する免疫力が弱くなる人が出てきます。そして日本では、1回しか接種を受けていない人ばかりなので、再び流行してしまったのです。
 この対策としては、欧米のように小学校入学前、全員に2回目の接種を行うことが大変有効です。日本でも2006年から麻疹ワクチン(実際は麻疹と風疹の混合ワクチンである「MRワクチン」を使用)の2回目接種が始まりました。
 しかし、現在、小学校2年生以上の人たちは1回しか受けておらず、また、一度も受けていない人も多数います。これらの人を麻疹から守り、麻疹を流行させないため、2008年度から、中学1年生と高校3年生に、無料でMRワクチンの2回目接種を行うことが決まりました。該当する人は必ず受けましょう。皆が受けることで、日本から麻疹をなくすことができます。

指導:日本赤十字医療センター小児保険科 部長 薗部 友良 

 

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就学後の二種混合予防接種が医療機関での個別接種になります。

平成19年4月に定期の予防接種実施要領の一部改訂がありました。主な改正点は、集団接種の歳の注意事項として「集団接種については、保護者の同伴が必要であること」とあり、大町市では各学校において集団で実施していました二種混合(ジフテリア・破傷風)予防接種を本年度から個別接種にすることとなりました。 
 接種対象者は大町市に住所のある小学6年生。(平成19年度分:平成7年4月2日〜平成8年4月1日生まれの児童)接種期間は11歳に達したときから13歳の誕生日を迎える前日までの間。接種開始時期。 

 

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特定健診について

運営についての重要事項に関する規定の概要[検診機関]

機関情報

機関名           遠藤内科医院
所在地          〒398-0002 大町市大町2661
電話番号         0261-22-0031
検診機関番号       2011210420 
ホームページ       https://www.endoh-clinic.com
経営主体         個人
開設者          遠藤 良平
管理者          遠藤 良平
契約取りまとめ機関名   長野県医師会

 
スタッフ情報

医師            常勤 1人
看護師           常勤 1人
上記以外の検診スタッフ   常勤 1人

 
施設及び設備情報

受診者に対するプライバシーの保護     有
個人情報保護に関する規定類        有
受動喫煙対策             敷地内禁煙
血液検査            委託(委託機関名:BML)
検診結果の保存や提出における
標準的な電子的様式の使用         有

 
運営に関する情報 

実施日及び実施時間            未定
特定健康審査の単価         8,013 円以下/人
特定健康審査の実施形態        施設型 要予約
救急時の応急処置体制           有
苦情に対する対応体制           有

 
その他

特定保健指導の実施            無

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産業医と労働保健二次検診給付について

職場の検診で以下の条件を満たした場合は無料で二次検診が受けられます。

日本医師会認定産業医という資格は昭和伊南総合病院時代に産業医をお引き受けしていたこともあり、またまだ産業医が少なく、法律上産業医を置かなくてはならない事業所が沢山あることを考え、移行措置終了後に正式に研修を受け取得致しました。 労働安全衛生法台13条では「常時50人以上の労働者を使用する事業所では、その業種の如何に関わらず、」産業医の選任が義務づけられています。
 また前述のメタボリック症候群と重なる部分が多くありますが労働安全衛生法に基づく定期健康診断で血圧、血中脂質、血糖検査、BMI(肥満度)の4つすべてに異常値が出た場合(死の四重奏)、労災保険での二次健康診断を受けることができるようになりました。
 二次健康診断の内容は次の6項目です。空腹時血糖、空腹時脂質検査、ヘモグロビンA1c検査、負荷心電図または心エコー検査、頸部超音波検査、尿中微量アルブミン検査。
 当院の特色でもある予防医学、特に生活習慣病(最近ではメタボリック症候群と同義にされる事が多いですが)の検診を受けやすくするために、厚生労働省が平成13年4月より始めました、労働保健による生活習慣病の二次検診を受けられる施設の申請をし、平成13年7月24日付けで認定されています。但し二次検診給付を受けるためには、会社での検診を受けてから三ヶ月以内に事業主から必要な書類を交付して貰わないといけません。会社の労働衛生担当者あるいは担当の産業医の先生とご相談下さい。


図は労災インフォメーション VOL.33( 厚生労働省労働基準局編集  財団法人 労災保険情報センター発行 )より引用

診察時間のご案内

診療時間
 
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 午後
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休診日 日曜日・祝日

午前 08:30~12:30 午後 15:00~18:00
但し最終受付時間は午前12:15、午後17:45までです。

 

 Tel. 0261-22-0031