院長について

遠藤内科医院のホームページにようこそ

 1981年信州大学医学部を卒業。同大学第二内科で循環器を専門として研修してきました。
 その間国立松本病院・長野赤十字病院・諏訪赤十字病院・昭和伊南総合病院・長野市民病院に勤務しました。特に昭和伊南総合病院では第三次救命救急センターの顧問として7年半勤務し、広い分野にわたる経験を積むことができました。 
 専門は循環器の中でも特に狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患の診断と治療を中心にやってきました。良く言う風船療法やステント治療を中心に勤務医時代を過ごしました。最後の勤務地であった長野市民病院では内科科長として循環器を中心に糖尿病などの生活習慣病(昔で言う成人病、今風にはメタボリックシンドローム)の患者さんを幅広く診させて頂きました。 
 2000.4に祖父・父と二代続いた大町の遠藤医院に戻り三代目となることになりました。父は東大柿沼内科で循環器を専門として学位を取り大町に戻りました。私は父が亡くなった後十年ほどして医者になり、その後二十年間勤務医をしていました。従って当院は三十年ぶりの再開となります。 
 私が開業を思い立ったのは、昭和伊南総合病院の第三次救命救急センターで勤務していた頃、心筋梗塞の診断がつかずに担ぎ込まれる患者さんが多かったためです。いつかは町医者として心筋梗塞になる前の段階で診断をつけてあげて、それなりの施設で適切な治療を受けられるようにしてあげたいと思うようになりました。というのも心筋梗塞などは起きてしまえば、どんなに手をかけて高価な治療を施しても、その患者さんの予後は発症した時点でだいたい決まってしまうからです。 このような考えから、心臓カテーテルと心筋シンチグラムを除くほとんどの循環器的な検査を当院だけで完結できるように設備を整えました。従って当院で限りなく最終診断に近づき、必要思われる患者さんはできるだけ早くシンチやカテーテルのできる大きな病院に紹介できるようにと考えています。(そうした理由から24時間心電図解析装置や運動負荷心電図解析装置、ベクトル心電図解析装置などを備え、外注せずにその場で結果が得られるようにしました。) 
 同じ考えから特にメタボリックシンドロームと言われるような冠動脈疾患の危険性が高い方に関しては、症状が無くてもドック形式でできるだけ高度なチェックができるようにしました。

医師になってから取得した資格は以下の物です。

信州大学医学部医学博士・日本内科学会認定総合内科専門医・日本循環器学会認定循環器専門医
  日本救急医学会認定救急科専門医・日本医師会認定産業医・日本医師会認定スポーツ医

医院について

高血圧・狭心症・不整脈などの循環器疾患を得意とする内科診療所です。

 

 大北医師会史によれば、当院は祖父遠藤 良太が明治三十五年に廣津村で開業。明治四十年に大町に移転開業。さらに大正十三年に現在の地に今の建物を新築し移転したとのことです。
 ちなみに私が医院を再開して三年目、平成十四年が開院百年目の節目となりました。
 医院の建物は関東大震災の翌年に建てたとの事で、もう九十数年を経ていますが、石造りの洋館風の外観がとても気に入っています。
 この外観を残すため不便ではありますが、敢えて内部の改造のみに止めました。とは申しましても内装や医療設備は別欄のごとく、全く近代的な病院に見劣りする物ではありません。

下の写真が2002年市道拡張前の当時の外観です。

 2002.9月まで市道東町線の拡張に伴い、当院の外構工事を致しました。3ヶ月間にわたる工事でご迷惑をお掛け致しましたが、これからは従来の東側駐車場に加えて、東町線を挟んだ西側駐車場、さらに医院玄関前の車寄せにも駐車できるようになりました。どうぞご利用下さい。 
 2004.12〜2005.1月にかけて当院正面玄関の改良工事を行いました。正面玄関ポーチ全体を強化ガラスで覆い風除室とすると同時に、古くて重かった正面玄関ドアにリニアモーター自動ドアエンジン(トヨタ車体製)を組み込み外観を変えることなくとても軽く操作ができるように致しました。また正面玄関南の車いす用スロープを雪から守るように屋根をかけました。

 
 

遠藤 良平
院長 内科・循環器内科
昭和56年 信州大学卒業
医学博士

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